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よくある質問・補聴器Q&A
Q&A.1〜6
Q&A.7〜12
Q&A.13〜18
参考文献:「補聴器に関するQ&A集」
Q.7 補聴器は聞こえる方の耳と聞こえない方の耳、どちらに付けるといいのですか?
A.7
できれば、両耳装用をお勧めします。
しかし、片耳装用のときどちらの耳に装用するかは、一概にはいえませんが、一般論として次のような基準で考えてはいかがでしょうか。
@語音明瞭度(理解)のよい耳へ
Aダイナミックレンジ(可聴範囲)が広いほうの耳へ
B両耳が軽度〜中度難聴のときは、電話を使わない耳へ(この程度の難聴では裸耳で電話が聞こえることが多い)
C利き手が強いときは、利き手側の耳へ
補聴器はどちらの耳に付けるといいのですか?
Q.8 補聴器をつけると自分の声が変わって聞こえるのはなぜですか?
A.8
原因は、補聴器を耳に入れることで外耳道が閉鎖されることでおこります。

外耳道を閉塞しますと、声帯等の振動が頭蓋骨を通し軟骨部外耳道を振動させます。外耳道が開放の時は、この振動音は、外耳道外部に放射され、特に問題となりません。
しかし、外耳道が閉塞されていますと、この振動音は外耳道と鼓膜の空間に溜まってしまいます。(外耳道閉鎖効果)

ベント効果、調整により軽減されます
Q.9 両耳に補聴器を装用しなければいけませんか?
なぜ両耳装用がいいのですか?
A.9
@音の動きがわかる
(車が近づき、そして遠ざかることがわかるなど。)
A音のくる方向を知る
(前方や後方からの音、左右からの音、遠方の音がわかるなど。)
B片耳より小さい音を聞くことができる。
C騒音下での聞き取りの向上
両耳に補聴器を装用しなければいけませんか?
補聴器を片耳だけしか装用しないと、これらの脳力はかなり低下してしまいます。
右脳と左脳の性質
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Q.10 耳の奥深くに入って全くみえない補聴器はありませんか?
A.10
一部のメーカーにあります。
しかし、耳型採取や、補聴器の装用には危険が伴い、耳鼻咽喉科の医師とともに耳型採取やフィッティングを行う必要があります。そのため、まだ実用的に補聴器専門店から販売できる段階にはありません。完全に見えなくとも、実用上見え難いCIC補聴器は日本でも多く扱われています。
Q.11 ペースメーカーをいれていますが補聴器は使えますか?
A.11
ペースメーカーをいれていますが補聴器は使えますか? 普通の補聴器はペースメーカーに支障をきたすほどの電磁波を放射していないので支障ありません。

ロジャーの受信部は支障ありませんが、送信部(ロジャーマイク)をペースメーカー装着者が使う場合は、機種によっては注意が必要でしょう。
Q.12 補聴器をしたままレントゲン・MRI・CTをうけてもよいですか?
A.12
レントゲン・MRI・CTを受信するときは必ずはずします。

MRIは極めて強い磁場(磁場働く場所)を発声させます。そのため、強磁性体(鉄やニッケル等)がありますと、そこに磁力が集中し、補聴器の部品を破壊させてしまいます。(レントゲン・CTも同じ配慮が必要)
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